インディーズソフビの世界

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インディーズソフビの世界

ソフビに出会ったのはいつだろう?うーん…と記憶を辿る。
というかソフビにハマって2ヶ月経たないくらいなんですが…。それでもイマイチ思い出せない。何がキッカケだったろう。

そうだ、ガチャのVAG(VINYL ARTIST GACHA)だ。その前からガチャをたまに回すようになってて、500円ガチャであるVAGは未体験のままだった。魔が差してそれを回し始めたのがキッカケだ。
コロナで音楽活動が強制的に出来なくなり、ちょうどレコーディングしてる中でのコロナ禍で心が折れ始め、さらに長い歴史を誇るライブハウスまでもがバタバタ無くなって行きこりゃもうやってられんなと魔が差してた中、CulTVとのタイアップの楽曲の作曲&レコーディング&撮影に全力を尽くし燃え尽きたところで、VAGだ。

VAG shelterbank

500円のガチャって高いイメージがあるし、見たことも無い変なキャラクターだし「なんじゃいこれは」とピンと来なかったのにそれがキッカケでハマった。とにかく質が良いところがグッと来ましたね。なるほど一つの作品なんだと。それがたった500円ってのは安いなって感覚。高いと感じてたものを安いなと感じさせる魅力があったわけです。安いな、と感じたのはさらに理由があって。もともと10㎝やら12㎝やらのサイズがミドルサイズと言われる普通サイズで、そのサイズでも販売されてるものをVAGのガチャサイズへって流れが多い。ガチャで小さいから造形し直しとか、VAG用に新たに作るとかもあるけど。
ミドルサイズだと5000円くらいするんですよね。それ以上も以下もあるけど大体それくらい。

高いなおい…

誰でもそう感じますよね。その価格帯と比較したらVAGがめちゃくちゃ安く感じてしまう。そんな麻痺った感覚もあり、VAGを集め始めました。(今後紹介します)

VAGシリーズのところに「ソフビ入門者におすすめ」って手書きで書いてあったなあ。ほんとにそのままのルートで入ったのが自分です。VAGからソフビの世界を知っていく、そんな感じでしたね。

手に取った質感が良く、塗装も丁寧。よく分からない変な(失礼)キャラクターも魅力的に感じてくる。逆にこれがウルトラマンだとかゴジラだとか、マニアックなアニメとかそんなとこに出てた既存のキャラクターならイマイチ。見たことない変なキャラクターだからイイ、そんな感覚。

都内ですので中野ブロードウェイとかたまーには行ってたんですよね。古い造りでごちゃごちゃしてて、ここの何がいいんだって思ってたけどソフビの世界を知るようになると見る目が一変。なるほど、、ここにいっぱい置いてたのか。。。そんな風に思ったものです。今まで目にはしてたけど見えてなかった世界のような。まあ、、沼ですけどもねw見ない方がいいかもしれない。

個人的な入口はそんな感じでしたね。

本当にいいなあ。。そう思いながらコレクションして2ヶ月も経って無いんですが、「欲しい」を既に超えて「造りたい」に変わったわけです。楽曲を作るのと同じように、やはり自分は造りたい側の人間であると。改めてそう感じた次第です。

そんなわけで、以降ちょろちょろ綴ります。(ハムラ堂 吉田健児)