巨大ドライブースをDIYだ!

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巨大ドライブースをDIYだ!

出来た!(涙目)

吉田健児
吉田健児

こんにちは。小渕優子です。
あ、違った。吉田健児(ハムラ堂)です。最近はもっぱらソフビ”かいじゅうハムラ”作ってます。

ハム
ハム

こんにちは。ハムです。

この度、ドライブースを自作しました。
例に漏れず、自分も山善の(本来の用途として全然利用されてないっぽい)食器乾燥機を塗装を乾燥させる為のドライブースとして使ってました。しかしスペースが足りな過ぎてかなり不便でした。
既製品としてはクレオスがドライブースを販売してたようだけど、需要は限られるようでもう売られてないようだし、もしまだ売られてたとしても結局小さい。

ソフビ10体くらいしか置けない。先日は一気に40個とか仕上げてたので全く入らない。
数回に分けてやるしかなかった。
正直かなりハードですからねエアブラシでの塗装を数十個やるのは。
塗装される方には常識だろうけど、何度も何度も薄く塗り重ねていくことで綺麗に発色するわけでその一回一回ちゃんと乾かさないといけない。
ベテラン作家の人は面倒だから一回くらいで済ませちゃうって言ってたけど、レトロ系ならまあラフな感じでやるのは分かりますね。

ドライブースはめちゃくちゃかかる時間の削減にもなるのです。それでもめちゃくちゃ時間かかりますが。

コレですね。ちょっとキツい。
仕方ないので改造です。他にされてる方がいたのでそれらを参考にしました。

が、やはり各自事情が違うので参考にしたものでもスペース足りない。
既に納品に旅立ち始めてるので写真だとスペース空き気味に見えますが。
最低40個くらいのソフビを一気に進めないといけない。
まあでも40個一気にってのはさすがにキツいだろうからせめて20個。。。ってな方向性でホームセンターへ向かいました。

ハム
ハム

あ。こいつザックリとしか考えてねえな。

で、完成させたのがコチラ。
山善の熱源部分、コントロール部分を抜き出して巨大化しました。
高さ55cm。

結果としてかなり満足いくものになりました。30個、いや40個イケるんじゃないか?ってくらい。

流れを軽く紹介すると、

この心臓部を、

取り出し、(コントロール部分なんなんだこれ外れねえ…!!)

剥き出しはアレなのでカバーも取り付け、

吉田健児
吉田健児

途中で電動ドリルがぶっ壊れーの。ヨドバシで急遽コレ買ってきーの。

ハム
ハム

…。

コントロール部分はそのまま活用し、内蔵するのではなく分離。内部は熱くなるわけで危なそうですしね。
ちょっとここまだ適当なので綺麗にしたいですが。

3段にしてるし参考にした中で最大サイズですが、この写真はまだスイッチONで10分くらいなのでちょい温度低いですがだいたい40度超えくらいに、湿度40%くらいで安定してます。
乾燥には最適な環境な感じしますがいかがでしょうか?

このように3段構成。上の2段は引き出せる様にしています。
なんてゆーの、ケーブルとかカバーするやつが家にあったのでそれを活用してレールみたく。
(これ結構いいアイデアな気がする。。!と思いながら。誰かしらやってるんだろうけど。)
気になるとこはボルトでしっかりと各部補強。

本当はカラーボックスとかをそのまま流用できればラクなんですが、温度で変形してしまいますからね。
仕方なく熱で変形しづらいとされるMDFで作成。

基本強力なボンドで接着しつつボルトで固定してます。
ギターの修理やらで使うために、楽器用(木)の強力なボンド持ってたのでそれを使いました。
まあでもボンドじゃなくてL字金具とかでも全然よさそうですけどね。ボンド+金具がいいと思います。

一応密閉するのは避け、前面部分に音楽室で使われる様な穴あきMDFを配置。

これだけ巨大にしてもしっかりドライブースとしての環境は作れる、と。

吉田健児
吉田健児

自分の悪い部分なのですが「まあなんとかなるだろう」って精神で計画性が乏しいので、逆に時間がかかってしまった。ちゃんとサイズとか構成とか考え抜いてから必要な部品を調達しないとダメですね。

ハム
ハム

ボクたちはこのドライブースでしっかり乾燥されて、各ショップに納品されていきます。